HARG+®(ハーグプラス®)とは

HARG+®(ハーグプラス®)療法とは…

HARG+®(ハーグプラス®)療法は、高純化エクソソーム製剤( ASCE+)を直接頭皮に注入して、早期に毛髪の再生を促進し、発毛した毛髪の維持を行う治療法で、男性型脱毛症( AGA )、女性のびまん性脱毛症など男女ともに治療することができます。
使用する薬剤の改良により、これまでのハーグ治療と比べて効果がでるまでの期間が短くなるのが大きな特長です。

高純化エクソソーム製剤( ASCE+)とはヒト脂肪幹細胞培養上清液をさらに特許ろ過技術を用いてフィルタリングし、徹底的に不純物を取り除き、エクソソームのみを抽出した製剤です。

エクソソームとは…

エクソソームとは、分泌細胞からターゲット細胞にメッセージを伝えるメッセンジャーとして働く“細胞間の伝達物質“です。
エクソソームには細胞の核酸(miRNA:マイクロ・アールエヌエー)や成長因子、タンパク質、脂質などが存在し、下記のような能力を持ちます。

  • 再生能力
  • 抗炎症効果
  • シグナル伝達力
  • 抗細胞老化
  • 細胞増殖
  • 細胞吸収力
  • 免疫調整

エクソソームにより細胞は再び活性が行われ、本来の働きを取り戻します。
注入されたエクソソームに含まれるmiRNA、成長因子、タンパク質などが、さまざまな薄毛要因をブロックし、薄毛の進行を抑制して発毛を促進・持続させます。男女問わず作用が発揮されるのです。

主な成分
幹細胞の持つ能力を保持したExoSCRT®(エクソスカルト)エクソソーム100億個
成長因子10種(Noggin, FGF, SCF, TMB4など)
毛髪に最適な成長因子をさらに追加
毛髪用ビタミンなど29種(ビオチン、カッパートライペプチドなど)
抗炎症miRNA30種(miRNA231、miRNA835、miRNA391、miRNA100など)

HARG+®(ハーグプラス®)療法のヘアサイクル(毛周期)への作用

毛髪は、毛髪が太く長くなる「成長期」、毛乳頭細胞の活動が低下して弾力のない細い毛髪となる「退行期」、毛乳頭細胞が次の毛髪になる準備状態となり生えていた毛髪が脱毛していく「休止期」という、およそ5年のヘアサイクル(毛周期)を繰り返しています。
脱毛症は、成長期が短縮し、退行期、休止期に移行しやすくなるので脱毛が増加します。また休止期が停滞し次の毛髪が生えるまでが長期化するので、地肌が透けてきてしまうのです。
このヘアサイクルは、毛球部分の毛乳頭細胞の働きを「促進するサイトカイン」と「抑制するサイトカイン」などにより制御されています。

1.ヘアサイクルの正常化を促進
エクソソームは毛乳頭細胞の働きを促進するサイトカインの活性を誘導し、成長期を長く保ち、休止期から成長期への毛包再生を促進しました。

2.毛髪の成長期を促進
幹細胞培養液に含まれているエクソソームを投与したところ、毛髪の成長を促す毛乳頭細胞が最大 30 %増殖したことを確認いたしました。

3.成長期の持続
退行期を誘発した毛乳頭細胞にエクソソームを投与したところ、最大45 %まで毛乳頭細胞の細胞退行を抑制することが確認されました。すなわち成長期が延びて脱毛が減少することになります。

4.退行期への早期移行を抑制し、休止期を短縮
毛乳頭細胞の働きを抑制するサイトカインや炎症性サイトカインを抑制するので、退行期への早期移行を抑制し、休止期を短縮することが確認されました。

  • 院長 倉田 主税(くらた ちから)
  • 略歴
  • 日本美容外科学会 会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員
  • 日本美容医療テクノロジー学会 会員
  • 日本抗加齢医学会 会員
  • 平成11年3月 富山医科薬科大学医学部 卒業
  • 平成11年4月 医師免許取得
  • 平成11年4月 富山医科薬科大学(現:富山大学)
  • 脳神経外科入局 (同大学病院・国立水戸病院・ 川崎幸病院勤務)
  • 平成15年3月 脳神経外科退局
  • 平成15年4月 国内の美容外科において、 全国各地で院長を歴任
  • 平成21年6月 ユリシスクリニック開院
  • クリニック情報
  • 診療科目/美容外科、形成外科、皮膚科
  • TEL/0120-961-929
  • 所在地/静岡県浜松市中央区鍛冶町1-39 ピンストライプビル6F